ブログ
【年長】自由あそび(1回目)
2024-09-09
1.活動のテーマ
<テーマ>
音遊び
<テーマの設定理由>
1学期、音楽や楽器に多く触れてきた中で、様々な音に関心を持った。
子どもたち自らが音を発見し、その音に触れる機会を自由あそびの中で用意した。
2.活動スケジュール
活動内容 時間/回 人数/回
① 音探し :30分程度 3人~5人1組 4グループ(実施日 3人)
① 音探し :30分程度 3人~5人1組 4グループ(実施日 3人)
3.環境をデザインする
3.探究活動の実践
● 活動内容
・自由あそびの中で廃材あそびをした。
● 子供たちの様子
・ 廃材を見て、Aくんがジョアの容器にクッション材をひとつ入れ、コロコロ音がすることに気付く。
・Aくんは、「増やすとどんな音がするかな」と言って、またひとつクッション材を入れて音を試した。
・Aくんは今度はビールの蓋を入れて音を試すと「鈴みたい」と言い、セロハンテープの芯で楽器を作り始めた。
・Aくんは、セロハンテープの芯にビールの蓋を入れ、同じ大きさの紙で両側から蓋をした。
・Aくんが作った楽器を鳴らすと、蓋が複数入っているように聞こえたため、担任が「何個入ってるの」と尋ねると、「一個だよ」と答えると同時に、本人もその音に驚いている様子だった。
・それを見たBちゃんが、「私も作る!」と言って、ガムテープの芯で同じように真似て作ったが、2つ作ったので太鼓のような鳴らし方をしていた。
・Bちゃんがマジックでかわいらしく絵を描いていたので、Aくんもマジックで絵を描き始める。「ドラえもんの鈴にする」と言って、丸に黄色で鈴を描き、毛糸で紐をつけ、首から下げて音を楽しむ姿が見られた。
・Cくんは、別の音を探しはじめ、ペットボトルの蓋を両手にひとつずつ持ち、カチカチと合わせて鳴らしてみる。「見てーこんな音するよ」と担任に見せる。楽器にしようと考えたようで輪ゴムをキャップにつけ、手にはめられるように工夫して、鳴らして遊んでいた。「カスタネットみたいだね」と鳴らし方も真似て叩いていた。
5.振り返り
・音の発見のきっかけづくりに廃材を用意したが、子どもたち自らが音に繋がる遊びに入れるのか未知数だった。
・1学期に行っていた音遊びの楽しさが今回の楽器遊びに発展したのだと嬉しかった。
・子供たちが、素材の違いや量によって音の違いに自ら気付き、様々な方法で試していたたことに感心した。
・子供たちが、ドラえもんの鈴や太鼓、カスタネットなど、それぞれイメージしたものを形にしていて驚いた。
・友達に影響されて作り始めたとはいえ、真似っこではなく自分で考えてオリジナルを作っていて感心した。
・作っている子を見て、今後楽器作りが自由あそびの中で広がっていくと予想される。
・自由に子供が使える素材の種類を増やして、様子を見ていく。
・ただ鳴らすだけでなく、リズムに合わせ叩いたり鳴らす様子が見られた。
・「何個入ってるの」「何が入っているの」と、友だち同士クイズをしあって興味関心を持っていた。
・「鈴みたいだね」「太鼓みたいだ」と、楽器に見立てていた。